寄り添うことの大切さ

久しぶりの更新になってしまいました。

2015年最初のblogが2月も下旬……

(でも、旧暦ではお正月!←言い訳)

 

さて、更なる飛躍を目指す2015年ですが

いきなりステップアップ!…なんてことはなく

一歩一歩、地道に進む日々を送っています。

現在、新作の石留めと格闘中。

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ぷっくり、コロンとしたフォルムの

cocoloをキラキラと彩る石を20コ配置。

ピアスとペンダントのセット商品を予定しています。

完成まであと少しです。

 

 

さて、先日

恵比寿の工房から自宅への帰り道に

こんなことがありました。

某私鉄の始発駅で電車に乗り

発車時刻を待っていた時

帰宅ラッシュの時間だったので人も多く

乗客同士で、押した、押さないのチョットした

トラブルが起きました。

押された男性が激昂して、相手の男性を罵倒。

勢いよくぶつかって謝りもしない

失礼な彼に非はありましたが、罵倒する方も言い過ぎでした。

結果、発車直前に逃げるように彼は電車を降り

車内には激昂する男性の怒号のみが残ったまま発車。

なんとも言えない空気が漂っていたその時

別の男性が、その方に声をかけました。

「何があったんですか?」

とっても、冷静に穏やかに。

興奮冷めやらぬ口調で、顛末を語る男性に対して

終始穏やかに「そうですか…そうですか…」と

ただただ傾聴。

怒りの矛先がいなくなってしまい

周囲からは脅威の目で見られ

収まりがつかなくなっていた男性の気持ちをスッと受け止め、

「大変でしたね」とcocoloを寄り添わせ

その場をおさめてしまったのです。

 

なんて素敵な人だろうと

チョット感動してしまいました。

見ず知らずの相手に、なかなか出来ることではありません。

 

自分のcocoloの動きに、

寄り添ってくれる相手が居るかどうかは

とっても大切なこと。

嬉しいことや、楽しいことは更に大きくなるし

今回のように、腹立たしいことやツライことは

それだけで少し軽くなるような気がしますよね。

 

人のcocoloに寄り添い、想いに耳を傾ける。

私生活はもちろん、デザイナーとしても、

お客さまとのコミュニケーションを大切にし

想いをカタチにできるように心がけていきたいと思います。

 

 

おまけ◆いつも寄り添って寝てる我が家のアイドル

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